手袋を買いに
冬のはじめての雪を見た子狐が、町まで手袋を買いに出かけます。母狐の不安、子狐の素直な発見、そして物語の最後に母狐がふともらすつぶやきが、長く心に残ります。
現行学習指導要領(平成29年告示)に対応する教材を、教科・学年ごとに収載しています。 新しい教材は順次追加していきます。
冬のはじめての雪を見た子狐が、町まで手袋を買いに出かけます。母狐の不安、子狐の素直な発見、そして物語の最後に母狐がふともらすつぶやきが、長く心に残ります。
いたずら好きの子狐ごんが、兵十のうなぎを奪ったことをきっかけに、罪悪感から償いをはじめる物語。最後の場面の静かな衝撃が長く心に残ります。
北の海で生まれた人魚の娘は、ある夜、ろうそく屋の老夫婦に拾われる。やがてろうそく屋は栄えるが…。人魚が描く赤いろうそくと、人間の欲が交錯する物語。
山奥で道に迷った二人の紳士が、立派な西洋料理店「山猫軒」を見つけて入る。次々と現れる扉の不思議な「注文」の意味は…?ユーモアと風刺の効いた賢治童話の代表作。
老夫婦に授かった指ほどの大きさの男の子・一寸法師が、京の都を目指して針の刀とお椀の舟で旅立つ。鬼を退けて姫君と結ばれる、日本五大昔話のひとつ。
八歳の良平は、村はずれの工事現場で土工と一緒にトロッコを押して、夢中で遠くまで行く。日が暮れかかる頃に一人で帰される少年の不安と必死さ、そして大人になっても消えない記憶を描く芥川の名短編。
「こんな夢を見た」で始まる漱石の連作短編から、もっとも有名な第一夜。死を告げる女と、墓の傍で百年待つ自分。最後に開く真白な百合の一輪が忘れ難い余韻を残す。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり…」— 平家一門の栄華と滅亡を語る軍記物語の、誰もが知る冒頭。七五調のリズムが響く文語のうつくしさと、無常観の世界観に触れる。
「春はあけぼの」— 四季それぞれの「いちばん好きな時間」を清少納言が短く言い切った、随筆文学の傑作。日本語の感性の原点に触れる古典入門の定番。
唐代の故事「人虎伝」を翻案した中島敦の代表作。詩人を志した李徴がなぜ虎になったのか、虎の口で語られる「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」の告白は、高校国語の不動の名作。
平安京の朱雀大路、羅生門の下で雨やみを待つ一人の下人。死骸の山の中で老婆と出会い、「饑死か盗人か」の問いに迫られる。高校国語の不朽の定番、芥川23歳のデビュー作。
「つれづれなるままに、日くらし、硯にむかひて…」— 鎌倉末期の隠者・兼好法師による日本三大随筆の一つ。序段と「弓射ることを習ふに」(第九十二段)の二段を読む、古典随筆入門の定番セット。
「むかし、男、初冠して…」— 元服したばかりの男が、狩りに出た先で姉妹の美しさに心乱れ、即興の和歌を詠む。日本最古の歌物語『伊勢物語』の劈頭、「みやび」の精神が凝縮された一段。