いろはうた
小学校 国語 第1学年 詩・歌古典の入門A 話すこと・聞くこと 目安 8 分
学習のめあて
- 「いろは」全 47 音を声に出して読める
- 歌としてのリズムと、ひらがな の歴史にふれる
本文
いろは うた
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
げんだいごやく
いろ (花) は うつくしく さいているけれど、いつかは ちって しまう。
わたしたちの 「よ (世)」 も、だれも かわらず ながく いきられるものは いない。
「うゐ (うい・うらい)」 という、ふかい おくやまを、きょう こえていく。
そうすると、あさい ゆめを みているような ―― そんな まよいも、もう ない。
「いろは」の ふしぎ
この うたを よく みると、ひらがな の 47 おん が、すべて 1 かいだけ でてきます。
「い・ろ・は・に・ほ・へ・と・ち・り・ぬ・る・を…」 と。
これは、ぐうぜん では ありません。平安時代 (へいあんじだい) の むかしの 人が、おもしろい だけでなく ふかい いみを もつ うた として、こころ をこめて つくった と いわれています。
「あいうえお…」と ならべるのは、もっと あたらしい じだいに なってから の こと。
むかしの こども は、まず この 「いろは」 を おぼえて、それから あいうえお を ならいました。
語句の意味
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考えてみよう
- 声に出して、ゆっくり「いろはにほへと…」と読んでみましょう。
- 「あいうえお…」と「いろは」を比べてみましょう。どちらが歌になっているかな?
- 「い」「ろ」「は」を1回ずつ書いて、おぼえてみましょう。
指導案 教員向け・授業展開の例
小1 国語の手習いの入口。「あいうえお」と並ぶ、平安時代から続くひらがな学習の伝統に触れる。 「ん」を含まないこと、47 音すべてを1回ずつ使うことの不思議さを示す。
指導目標
- 「いろは」を声に出して、つまらずに最後まで言える
- これが平安時代から伝わる歌だと知る
授業の流れ
- 5分 「いろは」を全員で声に出して読む
- 10分 一人ずつ前半・後半を言ってみる
- 5分 「あいうえお」と比べて、感想を話す
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出典・ライセンス
- 原文: 伝・空海 (くうかい) 作とも「いろはうた」(1000年)
- 入力テキスト: 国民文庫 / 古来の手習い手本 (底本:いろは順の手習い歌として広く伝承された原文。47 音 (ん は含まない) を一回ずつ使う名詩。)
- 原文の権利: パブリックドメイン
- 編集・語注・発問・解説: CC BY 4.0 © project_procopios contributors