あめふり
小学校 国語 第1学年 童謡・童歌A 話すこと・聞くこと 目安 8 分
学習のめあて
- 童謡を声に出して歌うようにリズムよく読める
- 雨の日の親子の場面を想像できる
- 「ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ」のような擬音語の楽しさを体感する
本文
あめふり (北原白秋)
あめあめ ふれふれ かあさんが
じゃのめで おむかい うれしいな
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランランかけましょ かばんを かあさんの
あとから ゆこ ゆこ かねがなる
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランランあらあら あのこは ずぶぬれだ
やなぎの ねかたで ないている
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランランかあさん ぼくのを かしましょか
きみきみ この かさ さしたまえ
ピッチピッチ チャップチャップ
ランランラン
げんだいごやく
雨よ、雨よ、ふってちょうだい。お母さんが、じゃのめの かさで むかえに来てくれるよ。うれしい。
ぴっち ぴっち、ちゃっぷ ちゃっぷ、雨の おとが する。
かばんを かけて、お母さんの あとから、いっしょに 歩いて 行こう。とおくで、おてら の かね が きこえてくる。
あれ あれ、向こうに いる あの子は、雨に ぬれて しまっている。やなぎ の 木の ねもとで ないて いる。
お母さん、ぼくの かさを かしてあげよう。きみ、きみ、この かさを ささなさい。
北原白秋という詩人
北原白秋 (1885–1942) は、福岡県の柳川 (やながわ) という、水路のある美しい町で生まれた詩人です。 大人向けの詩も書きましたが、特に 子ども向けの童謡 を 数多く 書きました。
「ペチカ」「待ちぼうけ」「赤い鳥小鳥」「ゆりかご」「あめふり」 ―― ぜんぶ、白秋が書いた歌です。 100 年ちかく たった今 でも、ほいくえん や ようちえん で うたわれています。
この「あめふり」は、雨の日に かさを 持って こない 友だち に、ぼく が 自分の かさを かして あげる、という やさしい おはなしです。
語句の意味
各見出し語をクリックすると、外部辞書で詳しい意味を調べられます。 ※ Wiktionary について
- 北原白秋 (きたはら はくしゅう) K 1885–1942。福岡県柳川 (やながわ) で生まれた詩人。子ども向けの童謡を多く書いた。「ペチカ」「待ちぼうけ」「赤い鳥小鳥」など、いまでも歌われる名作がたくさんある。
- じゃのめ K 「蛇の目」 (じゃのめ) と書く、丸い目玉のもようがある かさ (傘) のこと。むかしの 日本人は こういう かさを 持って歩いた。
- ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ K 雨が ふって、みずたまり ができる おとを ひらがな で あらわした、ぎおんご (おとの ことば)。
- ランラン ラン K うれしくて、うたっている おとを ひらがな で あらわした、ぎおんご。
考えてみよう
- 声に出して、うたうように 3 かい よんでみましょう。
- 「ぴっち ぴっち ちゃっぷ ちゃっぷ」は どんな おとですか?
- じぶんの 雨の 日の 思い出を、ちょっと はなしてみましょう。
指導案 教員向け・授業展開の例
小1 国語の童謡入門。リズムよく読み、擬音語の楽しさを体感する。
指導目標
- 童謡を声に出して リズムよく 読める
- 擬音語を見つけて 楽しめる
授業の流れ
- 5分 「雨の日、どんな気持ち?」を全員で話す
- 10分 童謡を 3 回音読 (大きい声 / 小さい声で)
- 5分 「自分なら、どんな雨のおとを かく?」
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