羅生門
平安京の朱雀大路、羅生門の下で雨やみを待つ一人の下人。死骸の山の中で老婆と出会い、「饑死か盗人か」の問いに迫られる。高校国語の不朽の定番、芥川23歳のデビュー作。
1912〜1926 年。「赤い鳥」を中心とした児童文学運動と、漱石・芥川ら近代文学の黄金期。
平安京の朱雀大路、羅生門の下で雨やみを待つ一人の下人。死骸の山の中で老婆と出会い、「饑死か盗人か」の問いに迫られる。高校国語の不朽の定番、芥川23歳のデビュー作。
老夫婦に授かった指ほどの大きさの男の子・一寸法師が、京の都を目指して針の刀とお椀の舟で旅立つ。鬼を退けて姫君と結ばれる、日本五大昔話のひとつ。
「ドンブラコッコ、スッコッコ」— 川を流れてきた大きな桃から生まれた桃太郎が、犬・猿・きじを家来にして鬼が島の鬼を退治する、日本五大昔噺のひとつ。明治・大正の童話作家、楠山正雄による定番の再話。
北の海で生まれた人魚の娘は、ある夜、ろうそく屋の老夫婦に拾われる。やがてろうそく屋は栄えるが…。人魚が描く赤いろうそくと、人間の欲が交錯する物語。
「堅雪かんこ、しみ雪しんこ」— 雪のすっかり凍った冬の野原。四郎とかん子は小狐の紺三郎に出会い、狐小学校の幻燈会へ招かれる。賢治がはじめて発表した童話、雪と月夜と狐たちのうつくしい交歓の物語。
八歳の良平は、村はずれの工事現場で土工と一緒にトロッコを押して、夢中で遠くまで行く。日が暮れかかる頃に一人で帰される少年の不安と必死さ、そして大人になっても消えない記憶を描く芥川の名短編。
一杯の湯気の立つお茶碗から、対流・雲のでき方・竜巻・季節風まで、身近な現象を入り口に地球規模の気象へと話が広がっていく、寺田寅彦の代表的な科学随筆。
「クラムボンはわらったよ」「クラムボンはかぷかぷわらったよ」— 谷川の底に住む蟹の親子が見た、五月と十二月の二つの幻燈。光・影・水音・匂い、賢治の言葉の魔法に出会う名作短編。
山奥で道に迷った二人の紳士が、立派な西洋料理店「山猫軒」を見つけて入る。次々と現れる扉の不思議な「注文」の意味は…?ユーモアと風刺の効いた賢治童話の代表作。