手袋を買いに
冬のはじめての雪を見た子狐が、町まで手袋を買いに出かけます。母狐の不安、子狐の素直な発見、そして物語の最後に母狐がふともらすつぶやきが、長く心に残ります。
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明治から平成までの日本語教科書を、現代の学習指導要領に 合わせて編集。すべての人に、自由でひらかれた学びの道具を。
冬のはじめての雪を見た子狐が、町まで手袋を買いに出かけます。母狐の不安、子狐の素直な発見、そして物語の最後に母狐がふともらすつぶやきが、長く心に残ります。
「クラムボンはわらったよ」「クラムボンはかぷかぷわらったよ」— 谷川の底に住む蟹の親子が見た、五月と十二月の二つの幻燈。光・影・水音・匂い、賢治の言葉の魔法に出会う名作短編。
「僕の前に道はない/僕の後ろに道はできる」— 高村光太郎が結婚直前に書いた、自分の生き方を切り開く決意の詩。短いが力強い、現代日本の口語自由詩の出発点のひとつ。
八歳の良平は、村はずれの工事現場で土工と一緒にトロッコを押して、夢中で遠くまで行く。日が暮れかかる頃に一人で帰される少年の不安と必死さ、そして大人になっても消えない記憶を描く芥川の名短編。
「ふるさとは遠きにありて思ふもの/そして悲しくうたふもの」— 故郷を離れて、東京の路上に立ち尽くす青年の、痛切なほどに美しい一篇。室生犀星『抒情小曲集』所収の名詩。
唐代の故事「人虎伝」を翻案した中島敦の代表作。詩人を志した李徴がなぜ虎になったのか、虎の口で語られる「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」の告白は、高校国語の不動の名作。
ひらく(project_procopios)は、著作権が満了したパブリックドメインの 近代日本の読み物を、現代の学習指導要領に沿って編集し、無償・オープンライセンスで 公開するプロジェクトです。
明治・大正・昭和初期の日本語表記をそのまま現代の児童が読むのは難しいことがあります。 現代仮名遣いへの修正、ふりがな(ルビ)の付与、語注、発問、 そして現行指導要領との対応関係を明示することで、教室・家庭・自学のいずれでも すぐに使える教材を整えていきます。