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芥川 → 中島 → 太宰 → 中也
大正末〜昭和初の名作短編・詩を、簡潔な順で読む。「人間とは何か」を問う書き手たちの系譜。
芥川龍之介 (1915) ・ 目安 50 分
芥川龍之介「羅生門」 — 善悪の境界 (1915)
平安京の朱雀大路、羅生門の下で雨やみを待つ一人の下人。死骸の山の中で老婆と出会い、「饑死か盗人か」の問いに迫られる。高校国語の不朽の定番、芥川23歳のデビュー作。
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中島敦 (1942) ・ 目安 50 分
中島敦「山月記」 — 詩才と自我の檻 (1942)
唐代の故事「人虎伝」を翻案した中島敦の代表作。詩人を志した李徴がなぜ虎になったのか、虎の口で語られる「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」の告白は、高校国語の不動の名作。
高村光太郎 (1939) ・ 目安 25 分
高村光太郎「レモン哀歌」 — 死と愛の凝縮 (1939)
「そんなにもあなたはレモンを待つてゐた」— 妻智恵子の最期の床に高村光太郎がそっと差し出した一個のレモン。死と生、悲しみと愛惜が、果物の鮮烈な香りに凝縮した名詩。
太宰治 (1940) ・ 目安 30 分
太宰治「走れメロス」 — 友情と疑心 (1940)
「メロスは激怒した」— 王の暴政に怒り、友を人質に立てて妹の結婚式に駆けつけ、約束の刻限までに王城へ走り帰る青年メロス。太宰治が古代ギリシアの伝承を借りて描く、人を信じる勇気の物語。本ページは抜粋。