古典文学 四大柱

PATH

平家物語 → 方丈記 → 枕草子 → 源氏物語

日本古典文学のもっとも有名な冒頭四つを、無常と美意識の系譜として読み解く。

学校段階 高等学校
難易度 中級
想定対象 高校生、または古典に再挑戦したい大人
合計所要 約 80 分
教材数 4 教材

このパスの教材

STEPS
  1. 1

    平家物語・冒頭「祇園精舎」

    作者未詳(信濃前司行長 説など)/琵琶法師による口承 (1240) ・ 目安 30 分

    祇園精舎の鐘 — 諸行無常の響あり

    「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり…」— 日本古典文学のもっとも有名な冒頭。平家一門の栄華と没落を、琵琶法師の語りに乗せて描いた中世の大叙事詩。仏教的無常観の凝縮が、800年の時を超えて響き続ける。

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  2. 2

    方丈記・冒頭「ゆく河の流れ」

    鴨長明(かもの ちょうめい) (1212) ・ 目安 25 分

    河は絶えずして、しかも、もとの水にあらず

    「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」— 鴨長明が日野の山中の方丈の庵で書いた、日本最初期の本格的随筆。「無常」を川の流れ・うたかた・露と霜という三つの比喩で凝縮した冒頭は、800年を超えて読み継がれている。

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  3. 3

    枕草子・第一段「春はあけぼの」

    清少納言(せい しょうなごん) (1001) ・ 目安 25 分

    春はあけぼの — 平安の眼差し

    「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて…」— 日本最初の本格的随筆の第一段。四季それぞれの「をかし」と感じる時刻と情景を、清少納言が魂のレンズで切り取った珠玉の短章。

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  4. 4

    源氏物語・桐壺巻 冒頭

    紫式部(むらさきしきぶ) (1008) ・ 目安 30 分

    世界最古の長編心理小説の幕開き

    「いづれの御時にか、女御、更衣あまた侍ひ給ひける中に…」— 紫式部が書き始めた世界最古の長篇物語の冒頭。桐壺更衣の悲劇から始まり、光源氏の生涯54帖の壮大な物語が、たった数行の中に予告されている。

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