指導案:鶴亀算(つるかめざん)
| 学校段階・教科 | 小学校 算数 第5学年 |
|---|---|
| 所要時間 | 2 単位時間 |
| 本文の目安時間 | 約 25 分 |
| 学習指導要領 |
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| 準備物 |
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単元概要
「もし全部が鶴だったら」「もし全部が亀だったら」という<strong>仮定</strong>を立てて差を縮めていく考え方は、後の連立方程式や二元一次方程式へつながる重要な基礎。江戸時代の和算書『塵劫記』が、教科書ではなく娯楽として庶民に親しまれていた事実は、算数史の楽しい入口になる。
本時の目標
- 「もし全部が鶴だったら」という仮定から差を求め、亀の数を求める考え方を理解する
- 仮定 → 差 → 求めるものという 3 ステップの論理を、自分の言葉と図で説明できる
- 同じ問題を「面積図」「式」「文字(中学への接続)」で表すことができる
授業の流れ
| 時間 | 活動 |
|---|---|
| 10分 | 江戸時代の『塵劫記』の紹介。「鶴と亀の足の数」のクイズとして問題を提示。 |
| 15分 | 「全部が鶴だったら足は何本?」「答え 30 本。でも本当は 44 本ある。14 本足りないのは亀が混じっているから」のスケッチを子どもたちと一緒に作る。 |
| 10分 | 「亀 1 匹増えると足は 2 本増える」を確認 → 14 ÷ 2 = 7 匹。鶴は 15 − 7 = 8 羽。 |
| 10分 | 同じ問題を「もし全部が亀だったら」から解いてもらい、結果が同じになることを確認。 |
| 10分 | 練習問題(頭 20、足 56)を解く。早く終わった子は文字式(a 頭、b 足)にも挑戦。 |
| 5分 | 振り返り。「仮定して差を求める」というやり方は、今日の問題以外にどんな場面で使えそうかを話し合う。 |
発問・話し合いの軸
- 「もし全部が鶴だったら」と仮定するのは、なぜでしょう。最初から正解を当てる方法と比べて、何が便利でしょうか。
- もし「頭が 15、足が 60」だったら、答えはどうなるか? なぜ答えがおかしくなるかを考えてみましょう。
- 江戸時代の人々が、算数を「学校の勉強」ではなく「ゲーム・パズル」として楽しんでいたという事実は、現代の私たちにどんなことを示してくれますか。
発展課題
- 頭の数と足の数を自分で決めて、別の鶴亀算の問題を作ってみる。
- 面積図(横が頭の数、縦が足の数を表す長方形)で解く方法を試してみる。
- 他の和算問題(旅人算・鼠算)に挑戦してみる(このサイト内に教材あり)。
教師控メモ
生徒の反応・気づき
時間配分の振り返り
次回への改善点