指導案:5文型で学ぶ英語の核心 — 文型・必須イディオム・大学受験頻出語彙の総合教材
| 学校段階・教科 | 高等学校 英語 第1学年 |
|---|---|
| 所要時間 | 60分(一気に読むと圧倒されるので、5文型を順に1日1〜2時間で読み進めるのがお勧め) |
| 本文の目安時間 | 約 60 分 |
| 学習指導要領 |
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| 準備物 |
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単元概要
高校1年〜大学受験までを射程に置いた、英語の核心の総合教材。「文型」を基軸に、語彙・イディオム・句動詞を立体的に整理する。1コマで全体像を提示し、その後の授業や自学で「この単元は本教材のあの文型のところ」と参照できる設計。文法書としての網羅性と、語彙集としての実用性を一冊に統合する試み。
本時の目標
- 5文型の理解を「英文を読むときのレンズ」として身につける
- 大学受験頻出の語彙約 200 語を、文型のなかで自然に習得する
- イディオム・句動詞の扱い方を学ぶ
- 自動詞・他動詞の見分け方(受験頻出ポイント)を理解する
授業の流れ
| 時間 | 活動 |
|---|---|
| 第1時 | 5文型の概論(本教材の冒頭 〜「文型の見分け方」まで)を読み、5つの文型の構造をノートに整理。各文型の代表動詞を10個ずつ書き出す。 |
| 第2時 | 第1文型・第2文型を精読。代表例の英文を5回音読し、頻出イディオムを暗記する。「自動詞と思いがちな他動詞 / 他動詞と思いがちな自動詞」リストを暗記。 |
| 第3時 | 第3文型を精読。句動詞25選を一つひとつ意味と例文で押さえる。 |
| 第4時 | 第4文型を精読。SVOO ⇔ SVO + to/for 書き換えを練習。 |
| 第5時 | 第5文型を精読。SVOC を作る動詞 (make/call/find/keep/let/have など) の使い分け。 |
| 第6時 | 受験頻出イディオム50選を一気に通し、自分で例文を作る課題。 |
発問・話し合いの軸
- 「文型」という考え方は、日本の英語教育独特のもので、英語圏のネイティブには馴染みが薄いとも言われます。なぜ日本の英語教育で文型が重視されているのか、考えてみましょう。
- 「discuss about」を間違いと教えるのは、確かに伝統的な英文法では正しいですが、実際の英語圏で「discuss about」が使われている実例もあります。「文法の正しさ」と「実際の使用」のずれを、どう受け止めるべきでしょうか。
- イディオム(idiom)は、字義通りに訳しても意味が分からないことが多いものです。「raining cats and dogs」が「土砂降り」を意味するという事実は、どのように生まれた表現なのでしょうか。語源を調べてみる楽しみがあります。
- 句動詞(phrasal verb)の存在は、英語が「ゲルマン語族」であることの強い証拠の一つです。同じ意味を、ラテン語起源の一語の動詞(postpone, surrender, investigate)でも、ゲルマン語起源の句動詞(put off, give in, look into)でも表現できる。この二重性は、英語の歴史と階層性を反映しています。
- 本教材で扱った約 200 語の語彙は、大学受験必須レベルとされています。しかし、これだけ覚えれば英語が読めるかというと、もちろんそうではありません。語彙の「広さ」と「深さ」(一語の多義性・使用文脈の感覚)の両方を、どう学んでいくべきでしょうか。
発展課題
- 5文型のレンズで、Wikipedia の英語記事を読んでみる。一つの段落を選び、それぞれの文を5文型に分類する。
- 大学入試の過去問(共通テスト・私立・国公立二次)の長文を、第1〜第5文型でラベル付けしながら読む。
- 同じ意味を「ラテン語起源の一語の動詞」と「ゲルマン語起源の句動詞」で言い換える練習(postpone ⇔ put off など)。
- 英語ニュース(BBC, NYT, The Guardian など)で本教材のイディオムが使われている例を集める。
- 『English Grammar in Use』(Raymond Murphy) の対応する単元を併用すると、より体系的に学べる。
教師控メモ
生徒の反応・気づき
時間配分の振り返り
次回への改善点