指導案:坂口安吾「堕落論」(抜粋)
| 学校段階・教科 | 高等学校 国語 第2学年 |
|---|---|
| 所要時間 | 1〜2時限 (50〜100分) |
| 本文の目安時間 | 約 25 分 |
| 学習指導要領 |
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| 準備物 |
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単元概要
終戦直後の日本の精神状況を、坂口安吾の評論『堕落論』を通じて学ぶ。 軍国主義から民主主義への転換期、人間性とは何かを問い直す。
本時の目標
- 1945-46 年の歴史的状況を踏まえて文章を読む
- 「堕落」という語の二重性 (退廃 vs 自己発見) を理解する
- 評論文の論理構造を分析できる
- 戦後思想の出発点としての位置づけを把握する
授業の流れ
| 時間 | 活動 |
|---|---|
| 10分 | 終戦直後の状況を説明 (写真資料、年表) |
| 15分 | 本文を音読、漢語表現の確認 |
| 20分 | 「堕落」概念の二重性を読み解く議論 |
| 15分 | 同時代の他の評論 (丸山眞男、大岡昇平) と比較紹介 |
| 10分 | 振り返り、自分にとっての「大義」を考える |
発問・話し合いの軸
- 「大義」が崩れたあと、人は何を拠り所にすべきか
- 坂口安吾は人間を信じているか、絶望しているか
- 「堕ちよ、堕ちきれ」— この命令の正体は何か
発展課題
- 『続堕落論』を併読
- 三島由紀夫『金閣寺』(1956) と思想の対比
- 大岡昇平『俘虜記』(1948) との戦争観の比較
- 戦後民主主義の系譜として、丸山眞男・吉本隆明へ
教師控メモ
生徒の反応・気づき
時間配分の振り返り
次回への改善点