指導案:手袋を買いに
| 学校段階・教科 | 小学校 国語 第3学年 |
|---|---|
| 所要時間 | 4〜5 単位時間(45分×4〜5) |
| 本文の目安時間 | 約 25 分 |
| 学習指導要領 |
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| 準備物 |
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単元概要
新美南吉の代表作のひとつ。小学校3年生にとっては「親子の信頼」「他者への期待と不安」というテーマが、わかりやすい物語の中で深く描かれている。母さん狐の人間への恐れと、子狐の素直な体験を対比的に読み取らせたい。
本時の目標
- 子狐と母さん狐それぞれの気持ちの変化を、場面の移り変わりに沿って読み取る
- 「真綿のように柔らかい雪」「コバルトの影」などの比喩表現が、どんな感じを表しているかを共有する
- 物語の最後の母さん狐のつぶやき「ほんとうに人間はいいものかしら」について、自分なりの考えを持ち、友だちと話し合う
授業の流れ
| 時間 | 活動 |
|---|---|
| 1時間目 | 通読・初発の感想。挿絵 1〜2 を見せて雪と狐の親子のイメージを共有してから音読。短い感想を書く。 |
| 2時間目 | 場面分け(① 朝の雪/② 母さん狐と町へ/③ 子狐ひとりで町へ/④ 帽子屋で/⑤ 帰り道)。子狐と母さん狐の気持ちを場面ごとに対比して整理する。 |
| 3時間目 | 「人間の手を出すんだよ」と言われていたのに、なぜまちがえてしまったのか。帽子屋さんの行動について、根拠を本文から探す。 |
| 4時間目 | 最後の母さん狐のつぶやきについて、グループで話し合う。「人間はいいもの」と「悪いもの」、両方の根拠を本文から集め、自分の意見をまとめる。 |
| 5時間目(発展) | 「コバルトの影」「真綿のような雪」など比喩表現の発見と分類。気に入った表現を一つ選び、自分でも比喩を作ってみる。 |
発問・話し合いの軸
- 母さん狐が町に行かなかった理由は、本文のどこに書かれていますか。
- 子狐が「人間の手を出すんだよ」と言われていたのに、まちがって狐の手を出してしまったのは、なぜでしょう。
- 帽子屋さんはなぜ子狐をつかまえなかったのでしょう。「先にお金を下さい」と言ったときの気持ちを想像してみましょう。
- 母さん狐のつぶやきは、悲しみですか、よろこびですか、それとも別の何かですか。
発展課題
- 新美南吉の他の作品(「ごんぎつね」など)と読み比べて、共通する作家の見方を考える。
- 挿絵を見てから本文を読むのと、本文を読んでから挿絵を見るのとで、印象がどう変わるかを比べる。
- 自分の地域に「○○を買いに」のような物語を考えるとしたら、誰が、何を、どこへ買いに行くかを話し合う。
教師控メモ
生徒の反応・気づき
時間配分の振り返り
次回への改善点