指導案:高瀬舟 (たかせぶね) — 抜粋
| 学校段階・教科 | 中学校 国語 第2学年 |
|---|---|
| 所要時間 | 2時限 (各50分) |
| 本文の目安時間 | 約 25 分 |
| 準備物 |
|
単元概要
森鴎外『高瀬舟』の核心部分を読み、「知足」と「安楽死」という 二つの 倫理的問い に 出会う。 100 年前の問いが、現代でも 答えの出ない 重い 問題であることを 体感する。
本時の目標
- 森鴎外と明治末期の小説背景を理解する
- 「知足 (ちそく)」と「安楽死」 という 二つのテーマを 読み取れる
- 「殺人」と「慈悲殺」の境界について 自分の意見を 表明できる
授業の流れ
| 時間 | 活動 |
|---|---|
| 1時限・5分 | 森鴎外の生涯と『高瀬舟』の位置づけ |
| 1時限・25分 | 本文 (抜粋) を音読し、内容を理解 |
| 1時限・20分 | 「喜助はなぜ穏やかか」「庄兵衛はなぜ動揺するか」を議論 |
| 2時限・20分 | 「弟の願いを叶えることは、殺人か慈悲か」を ペア / グループ で議論 |
| 2時限・20分 | 「現代の安楽死議論」と『高瀬舟』を 比較 |
| 2時限・10分 | 振り返り、自分の意見を 200 字でまとめる |
発問・話し合いの軸
- 「足ることを知る」とは、何を諦めることか、何を得ることか
- 他人の苦しみを終わらせる権利は、家族にあるのか
- 明治末の鴎外の視線と、現代の私たちの視線の違い
発展課題
- 全文を青空文庫で通読
- 森鴎外『最後の一句』『阿部一族』など他の歴史小説も読む
- 現代の安楽死議論 (オランダ・ベルギーの制度) を調査
教師控メモ
生徒の反応・気づき
時間配分の振り返り
次回への改善点