指導案:弟子 — 中島敦
| 学校段階・教科 | 高等学校 国語 第2学年 |
|---|---|
| 所要時間 | 3時限 (各50分) |
| 本文の目安時間 | 約 35 分 |
| 学習指導要領 |
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| 準備物 |
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単元概要
高2 国語で中島敦『弟子』を読む。同じ作者の『山月記』(高1) で出会った中島敦の、より長編の代表作。 子路という剛直な人物を通して、儒家の「礼」「忠義」「死生観」を体感する。 漢文学習 (『論語』『史記』) と近代文学の橋渡しとなる教材。
本時の目標
- 子路の生涯と人物像を把握する
- 中島敦の漢文調文体の特徴を理解する
- 儒家的「礼」と近代的「自己」の対比を考察する
- 中国古典翻案小説のジャンルを知る
授業の流れ
| 時間 | 活動 |
|---|---|
| 1時限・10分 | 中島敦の経歴と『山月記』との関連を確認 |
| 1時限・20分 | 子路の最初期の場面 (孔子との出会い) を音読・分析 |
| 1時限・20分 | 子路の修学期間 (孔子に叱られる場面) を読む |
| 2時限・25分 | 衛での仕官と内乱への巻き込まれ |
| 2時限・20分 | 結纓の場面 ── 「死すとも冠を免ず」の意味 |
| 2時限・5分 | 第2時限の振り返り |
| 3時限・20分 | 中島敦の漢文調文体を分析 |
| 3時限・20分 | 「弟子」「師」とは何かを討論 |
| 3時限・10分 | 振り返り・最終レポート課題提示 |
発問・話し合いの軸
- 「礼を尽くして死ぬ」は、美徳か、それとも形式主義の極致か?
- 孔子は『論語』で子路を厳しく批判する。なぜ最も信頼する弟子をあれほど叱ったのか?
- 33 歳で死んだ作者・中島敦の眼差しが、本作にどう反映されているか?
発展課題
- 中島敦『山月記』『李陵』『名人伝』との比較
- 孔子の他の弟子 (顔回・子貢) を主人公にしたら?という創作課題
- 司馬遼太郎の歴史小説との比較
教師控メモ
生徒の反応・気づき
時間配分の振り返り
次回への改善点