← 教材に戻る 指導案:平家物語・冒頭「祇園精舎」

指導案:平家物語・冒頭「祇園精舎」

学校段階・教科 高等学校 国語 第1学年
所要時間 2 単位時間
本文の目安時間 約 30 分
学習指導要領
  • 古典探究 / 古典の文章を読み、その内容や表現の特色を捉える
  • 古典 B(1) / 中世の物語・軍記物語、その思想と表現
  • 言語文化 / 我が国の言語文化への理解を深める
準備物
  • 平家物語冒頭の原文プリント(振り仮名つき)
  • 平家系図(清盛・重盛・宗盛・知盛・徳子・安徳天皇)
  • 12世紀末日本地図(福原・京都・鎌倉・壇ノ浦の位置関係)
  • 琵琶の音源(YouTube などで「平曲」を検索)
  • 鴨長明『方丈記』冒頭との対比プリント

単元概要

日本古典文学の中で、もっとも知名度の高い冒頭。仏教的無常観を凝縮した名文として、現代まで朗誦され続けている。本教材では、(1)原文の音読体験、(2)一語一句の語注と意味、(3)平家一門の歴史的背景(清盛から壇ノ浦まで)、(4)軍記物語というジャンル、(5)琵琶法師による口承の伝統、を立体的に扱う。高校古典の中核教材。

本時の目標

  1. 平家物語冒頭の名文を、七五調を意識して音読する
  2. 「諸行無常」「盛者必衰」など、仏教用語の意味と歴史的位置を理解する
  3. 軍記物語の特質と、琵琶法師による口承の文化を学ぶ
  4. 平家一門の歴史(清盛の栄華〜壇ノ浦の滅亡)を、文学と歴史を結びつけて捉える

授業の流れ

時間 活動
1時間目 冒頭原文を全員で音読(七五調を意識して、節をつけて)。語注を頼りに意味を取り、「諸行無常」「盛者必衰」「祇園精舎」「沙羅双樹」を中心に説明。可能なら琵琶演奏の音源を聞かせる。
2時間目 平家物語のあらすじを概観(清盛の最盛期から壇ノ浦の滅亡まで)。本冒頭がなぜ「予告編」の役割を果たしているかを共有。鴨長明『方丈記』冒頭との対比で、鎌倉時代初期の「無常観」の広がりを確認。

発問・話し合いの軸

発展課題

教師控メモ

生徒の反応・気づき
時間配分の振り返り
次回への改善点